国内初の製品化、多くの工業分野で高い評価を得ています。
当社は、長年にわたる電気化学技術を駆使したジルコニアの研究により、ジルコンサンドを原料とする電融ジルコニア「ジルボン」を日本で最初に開発いたしました。
当社ではジルコニアのあらゆる銘柄品を生産しており、これらの製品は耐火物をはじめ多くの工業分野に使用されております。
※横スクロールでご覧いただけます。
チタン製品を作るときの製造工程で使われています。例えばばゴルフクラブのチタンドライバーを作るときの型の一部に使用されています。
パソコン・携帯電話等に使われているコンデンサの製造工程や、パソコンやテレビのケーブルノイズ対策等に使われているフェライトコア等を作るときの製造工程(焼成用治具として)で使われています。
石英製品等を作るときの製造工程で断熱材として使用されています。
自動車等のブレーキ材を作るときに、摩擦材として使用されています。
ジルボンG・GT/ ジルコネート
ジルボンB・BM
高温工業炉の断熱材、耐火煉瓦 他
ジルボンM・MT
化学工業原料、セラミック顔料基材、研磨材、敷粉、電磁器原料、光学・耐熱ガラス添加材 他
ジルボンX・Z
化学工業原料、電鋳煉瓦(A.Z.S.)原料
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ジルコニアとは?
ジルコニア(物質名:酸化ジルコニウム ZrO2)は融点が高く、耐火、耐反応、耐摩耗性等に優れた特性を有する物質です。
ジルコニアの特性は?
ジルコンサンドとは?
オーストラリア、南アフリカ等で産出される天然鉱物で「融点が高い」「比重が重い」などの特性を有する鉱物です。
電融ジルコニアとは?
ジルコンサンドを電気炉で溶融させ、酸化ジルコニウム(ZrO2)の純度を高めた製品です。
安定化ジルコニアと未安定化ジルコニアとは?
ジルコニアは常温では安定な物性ですが、1000℃付近で体積変化を起こす為、耐熱成型体の材料としては好ましくありません。ジルコニアに酸化物(CaO、Y2O3)を安定化材として固溶させると異常膨張収縮(体積変化)が少なくなり、成型体の材料として使用することが可能となります。この安定化材を固溶させたものが安定化ジルコニア、安定化材を固溶していないものが未安定化ジルコニアになります。
ジルボンG・Mとは?
Gは、安定化材として酸化カルシウムをジルコニア中に固溶させた安定化ジルコニアの製品です。(形状:粒体、粉体)Mは、安定化材を固溶していない、未安定化ジルコニアの製品です。(形状:粒体、粉体)
ジルボンB・BMとは?
Bは、安定化材として酸化カルシウムをジルコニア中に固溶させた安定化ジルコニアで、形状が中空気泡球体の製品です。BMは、安定化材を固溶しない、未安定化ジルコニアで、形状が中空気泡球体の製品です。
ジルコニアの用途は?
自動車用鋳造品
建設機械用鋳造品
鉄道車両用鋳造品